えのもとさんの読書日記

読むことで、思考が広がる。考えが広がる。みなさんに新しい視点を提供します。

知っていることを再確認するということ

こんばんは。そしてお久しぶりです。
今日も読みに来てくれてありがとうございます。

 

今日は久しぶりの投稿ということもあって(最近多いでしょうか?このパターン)、本を読むことに関するテーマについて話していきたいと思います。

 

皆さんは、読書はお好きでしょうか?
好き!という人も、役に立つから渋々…という人も様々だと思います。

昨今の読書ブームはどちらかというと、「情報を知る」ための読書に偏っているような気がしてなりません。それが悪いということはないのですが、純粋に読書を楽しむ人が減ってきているというのがなんとなく感じることなのです。

 

では、本題に入りましょう。

「知っていること」を本の中でまた読むことは無意味なのだろうか?

 

知っていることというと、
日本は昔から漢字を使っているとか、義務教育は9年だとか、そんな当たり前のことから、
本を読むと語彙力が増える(笑)ということでもいいのです。

 

しかし、知っていることと理解していることは違うのは、なんとなく皆さんも思っていたことはないでしょうか?

 

頭でその言葉を知っている、使い方も知っている。でも、似たような概念の言葉を出されて「違いは何?」と出されると説明ができない。

 

はたまた、人に親切にしなさいとか、挨拶はちゃんとしましょうとか。誰でも知っている当たり前の知識ですよね。こんな当たり前のことでも「言われたらハッと気づいて、意識するようになる」なんてことが起こるわけです。

 

知っていることを本によって再確認する、とは今まで頭の片隅にあったことをもう一度あなたの意識にあげることなのです。

 

当たり前だと思ってしまうと、それ以上考えを進めることも、疑問を持つことも深く考えることもありません。

 

だからこそ、知っていることを本によって確認する、そしてまた考える。
そうやって自分で「説明できる」「意見できる」知識が増えていくのです。