今日は2025年7月。
「今年ももう半分切ったか~~」
なんて悲痛(?)な囁き声が聞こえてきます。
充実してたらあっという間と言うけれど、
私は逆に「充実してたら長く感じる」と思う派です。
どうしてかというと、
早く感じるということは、無意識で行うことができる作業や生活が日常を多く占めることになるからです。
子供の頃って、どうしてあんなに学校生活が永遠に感じられるのでしょう?
子供にとって世間で起こること、事件、
学校生活や勉強や娯楽のすべてが「初めてで新鮮なことだらけ」なのです。
もしも起こること全てが既に知っていて、知らないことの方が多くなると頭を働かせて考える必要もなくなりますし、日常を消化していくだけの生活になってしまう。
みなさんにも覚えがありませんか?
仕事の往復で忙殺されている日々はあっという間に感じるけれど、
旅行とかで新鮮な体験をする、行ったこともない場所に行くと、
なんだか時がいつもより長く感じることが。
行ったことがない場所に行くと、
見知っている店もあまりないので、地図を見て探したり
普段は見ない景色に魅入ったり。
はたまた、電車の乗り換えがうまくいかなくて30分ほど迷子になったり(笑)
それらの経験は全て、
「すでに知っている」環境の中では、経験ができないものです。
経験する必要がない、と言っても良いかもしれませんね。
地元であっても、普段通らない道を選ぶ…など
工夫をすれば新鮮に感じられるでしょう。
しかし、それらは知っていることの延長線上にあるもので、
全くの未知ではありません。
そして、私たちは日常生活で
普段と違う行動をするとどうしても違和感を持ってしまう生き物。
だからこそ、違う行動を常にとり続ける、
頭を働かせないとできないことに挑戦することに意味が生まれるのです。
私は最近、人生は本当に有限だなとしみじみと思うようになりました。
当たり前だなと思いますが、
「なんとなく思う」だけでは今までと同じことの
繰り返しだと。
危機感ともいえるような感覚を最近覚えているのです。
もちろん、今ある環境やできていることに感謝することも忘れてはなりません。
2025年も半分を切ったからこそ。
今年が終わる頃には
「充実したな~長かった!」
と振り返れるようにしたいですね。
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