えのブログ

読むことで、思考が広がる。考えが広がる。みなさんに新しい視点を提供します。

良い文章とはわかりやすい文章?

なんとなく気になったいたこの本。

「書くこと」の哲学 ことばの再履修 (講談社現代新書)


Amazonでポチッとして、
今日から読み始めているのですが………

 

タメになりすぎて、えぐい。

まず、この感想が一番に出てきました。

 

宣伝文句とかで出てきそうなこの言葉ですが、
エッセイを書いたり、日々ライターとして活動する人にも
かなり刺さるのではないかと思ったのです。
そして、同時に。

 

「自分に足りない認識だったな」

そう思ったのです。

 

言葉というものは、とても難しく、考えさせられるものです。

同じ言葉を発していても、
人によって捉え方は千差万別ですし、
その人が悩んでいること、考え続けていること、
興味のあること。
それらすべてが運用する言葉に対する影響から、避けることができません。

本書では、作家の文章を例に出して、
悪文とは?良文とは何か?を語られています。

私たちは何を以て悪い文章だと思うのか。
それは、「これが良い書き方、良い文章だ」とマニュアルのように
文章術の本がこの世界では蔓延っているからなのです。


良い文章というのは、所詮は人が決めた基準でしかありません。

反対に、悪い文章にもファンがいて、
「独特なこの感性が良い」と評価されることもあります。

世の中では、「書きたいけれど、書けない」と悩んでいる人って、たくさんいると思います。私も、そのひとりです。

いろんな文章術の本を読んで、良い文章の基準をあげてしまって、
いつの間にか「このレベルには達していない」と自信をなくしてしまって、書けなくなっている。

でも、自分流の文章を見つけたいと思っているのなら、まずは自分の感性を大事にしなくてはいけないのです。読みやすい、理解しやすい文章というのは、今でいうならば、スマホでも読みやすい文章。集中力が続かない人が増えているから、短い文章が好まれる。

しかし、この本では、短くてわかりやすい文章は、真似されやすいと書かれておりました。わかりやすい文章とは、ビジネスメールのように、要点と何が伝えたいのかが分かる文章。つまりは、そこには文学的な良さ、その人だから書ける文体というものが、感性がごっそりと抜け落ちてしまっているのです。

 

この本を読むと、きっとあなたにも
何かしらの化学変化が起きると思います。

 

 

◆書けない悩みにもう1冊◆