みんな同じ。
そう聞くと、ポジティブな意味に思えますよね。
一緒だから、
・安心、安定
・保証されているから大丈夫
・みんな平等
そんなイメージを持ってしまいます。
しかし…人と同じことは決して良いものだとは限らない。
このことも、気付いてきている人は気付いているでしょう。
子供の頃から、みんなと同じことは究極の安心でした。
みんな同じように「できる」「持っている」ことは、いじめの対象から逃れられるという意味も含んでいましたし、先生や親などの大人から叱られずに済むからです。
ひとりひとり違うという個性を認めてしまうと、その子たちに合わせた教育、教え方をしなければいけません。でも、「みんな同じ」であれば、同じように教えればいい。指導の仕方も同じで良い。
要するに、楽だったのです。
その楽さは、私たちが大人になってからも続きます。
会社員であれば、同じように指導をして、それで育ってくれるのが確実なのです。「この人は難しいな…」と思われてしまうと、放置されることも多いですよね。もう私には育てられない、手に負えないと。
しかし、どうやって成長するのかも人それぞれで、成長しよう!とぐんぐん自分から吸収していく人も、それぞれなのです。私たちは、みんなが同じと考える方が楽だから、無意識のうちに相手にも同じであることを求めてしまう。
本当は「同じ」なんてものはなくて。
みんなが同じであるように合わせているだけ。
そうやって合わせられない人が、手に負えないと評価を下されてしまう。
ただ、それだけなのです。
みんな同じ、みんな一緒にとラベルを貼ると、とても楽です。
そのラベルの外に出ようとする人は変わっているだけと思えば、それ以上考えなくても済んでしまうので。
私たちは無意識のうちに、自分のことで精一杯で、他の人に対して「それぞれだ」と認めた上で合わせることのできる人が少ないのかもしれないですね。
でも、みんな同じだからこそ、気持ちが楽になることはある。
それもまた、人それぞれなのだと思います。
あなたは「人と同じ」に安心するタイプでしょうか?