えのもとさんの読書日記

読むことで、思考が広がる。考えが広がる。みなさんに新しい視点を提供します。

時間って、いくらあっても足りなくない?という話

1日は24時間。

 

これは、人類誰しもに、平等に与えられている唯一の権利。

日本に住んでてもアメリカにいても、極地にいても。

子供も大人も病に臥せっている人も。

必死に危機から逃げている人も。

借金している人も、大金持ちも。

 

全員に与えられている、唯一の権利。

それが「時間」というものです。

 

当たり前だと、思いますか??

 

こんなに、1日は24時間しかないとみんなが知っていても、

時間の使い方は人それぞれです。

 

同じ教室で勉強していても、ただ時間をやり過ごすだけの子もいれば、先の分まで教科書を読んでいる子もいる。

休日だって、休みなわけですから、寝てても出かけても、ゲームしててもいい。しかし、この時間を勉強やスキルアップのための時間にすれば、その差は日が経つごとに価値を増していきます。

 

みんな、分かっているのです。頭の中では。

 

分かっているけれども、スマホと同じようについつい触ってしまう。時間を浪費してしまう。それが悪いことではないけれど、有効活用している人を見ると、損した気分になってしまう。

 

お金だと、どんな仕事に就いているか、どの地位にいるか、どの業界にいるかで、貰う額は変わっていきますよね。

 

けれども、お金持ちの人でも時間の使い方は下手だったりする。ただ、仕事をすることだけで浪費してしまう人もいる。

それが仕事だろ!と言われれば何も言えないですが、そうとも限らないのですね。

そのように思っている人でも、時間は上手に使いたいと願っている。

 

自己啓発・ビジネス本の分野で、「時間術」の本が絶え間なく発行されていて、平積みに置いていれば思わず手に取ってしまう。

 

それは、みんなが時間を有効に使いたいと思っているからに他なりません。

 

どんな人でも、1日は24時間。これは、覆すことができない真理です。

 

しかし、感じ方はいくらでも変えることができます。

 

私は普段、エッセイを書いたり、本を読んだり絵を描いたりしていますが、時間はいくらあっても足りないなと感じています。

それをパートナーに言うと、「24時間しかないからこそ、大事に生きていける」と言うのです。

素敵な発想だと思いました。

もしも、1日が72時間あったとしたら?どうだろう?

 

いくらでも時間があるやと思って、ダラダラ過ごす時間が多くなるだけではないだろうか?

24時間という制約があるからこそ、

時間を惜しむし、楽しむし、全力で時間価値を上げようとする。

 

そう思うと、1日の積み重ねは、重く大切なものですね。