忙しい現代の中で、自分の時間を取ることの難しさ。
日々に忙殺されて、一生懸命に生きているあなたなら、分かることでしょう。
しかし、他人がどれだけ忙しいかどうかなんて、人には分かることができないのです。分かるのは、自分が忙しいと感じていることだけ。
そんな気の休まらない日々の中で、本を読むという行為だけは、
日常のスパイスのように輝きます。
本を読んでいる時は、その世界に全力で没頭し、壮大な物語や学者さんの話を聞くことができる。
友達に「面白い話をしてよ」と言った時、言われた時のハードルって、めちゃくちゃ高くないですか???そして、その話も面白いかも分からない。スベったりシラケらりすることの方が多いですから。
だけど、本は違う。
あらかじめ買う前に「自分が読みたい話か?」ということを、あらすじを読んでふるいにかけるからです。
なかにはハズレだったと思う本もあるでしょう。
でも、本を読んでいる間は、それが展開する世界観に没頭できる。
そんな未来、訪れないでしょ!と思う話だって、面白い。
本を読んで過ごしている時、瞬間だけは。
日々を無為に生きていても、無駄にしていても、
罪悪感を感じない。
そのように、思いつきました。