えのもとさんの読書日記

読むことで、思考が広がる。考えが広がる。みなさんに新しい視点を提供します。

書くことを習慣にしたら、文章がスラスラ出てくるようになる

文章を書くこと。

 

今の時代では、キーボードを叩き、パソコンの画面に文字を表示させることを「書く」と表現する。

 

パソコンが登場する前は、タイプライターが。

タイプライターがいない時代では、文字通り「ペンや鉛筆」で紙に書くことを「書く」と呼んでいた。

 

そんな一昔前に思いを馳せると、「書く」という言葉にも時代の移り変わりを感じる。

 

 

そういえば、最近読んだ本で、ライターやブロガーの間で話題になっている本がある。

いしかわゆきさんの『書く習慣』だ。

書く習慣

書く習慣

  • 作者:いしかわゆき
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
Amazon

 

読んでいて、とても軽快な語り口で、分かりやすく話しかけてくるように書かれている。

 

ライターなどの「書くこと」を生業にする職業が注目されている。

それと同時に、「正しく書くこと」を推奨する文章術の本も、多く出版されている。

 

しかし、正しく書く、文章のルールを守らないと…と焦ってしまうと、その人の独自の文章は生まれない。

 

書くことを仕事としてプロとしてだけではなく、

「書くことって、楽しいんだよ!」ということを全面に、書く習慣の中では書かれている。

 

この本は、読みやすい本として、ライターやブロガーたちを勇気づける本として、今もなお読み継がれている。

 

そこで、書くことについて、私も何万文字かは数えてないが、そろそろ十万文字を達成したことと思う。

 

noteで最初の記事を書き始めた時よりも、

「自分の考えていることをそのまま言葉で表現する」というスキルには、長けてきたと自負している。

 

今の課題は、文章が書けないということよりも、

文章の流れやあらゆることを言語化する、というもの。

 

十万文字書いて、ようやく初級者から中級者に足を踏み入れたような気がする。

 

文章を書いていて思うのは、

インプットって、本当にアウトプットの質を変える

という、当たり前のことだ。

 

当たり前すぎるが故に、大量のインプットとアウトプットを繰り返すということが、おろそかにされていると感じる。

 

文章を書けるようになりたければ、スラスラ書けるようになりたければ、

書く習慣をまず身に着ける。

 

毎日でも書くようにする。文章を生み出す。

それは一種の修行のようなもの。

その修行を完遂した者が、書き手として生きていくのだと思う。