2023年9月23日。
今週末の祝日は土曜日です。
日曜日に祝日だと、「振替休日」というものが、翌日の月曜日に設けられ、いわゆる祝日の返上をしてくれるというシステムです。
…しかし、土曜日には、そんなシステムありません!!
ここで、多くの人が落胆することでしょう。
あるいは、いつもは消化できない有給休暇を消化して、セルフ振替休日を作るか、悩ましい所です。
おっと。話が逸れましたね。まあ、いつものことです。
ところで、みなさん。
秋分の日って、どういう日かご存知でしょうか?
秋分の日の対比となる祝日として、春分の日がありますね。
「しゅうぶん」と「しゅんぶん」で、発音間違えてしまった!と懐かしい記憶のある人もいることでしょう。
知ってる人は知っていますね。
春と秋が対になっているのならば、冬と夏はどうした?って思いません?
だって、日本では「春夏秋冬」という言葉がある通り、四季を大変重んじる慣習のある国。
英語ではfour season(四つの季節)なんて訳されますが、
spring-summer-fall-winterなんて言いません。
そんな言葉が見当たらないのです。
これは、造語を作りやすいという日本語の特徴と、季節に関心が強い日本ならではの言葉なのです。
そうなると、春分の日と秋分の日があるのならば、夏と冬にだって、それに該当する言葉があるはず。
…勘の良い方は、ここで気付きましたよね。
夏至と冬至 です。
夏至と冬至は、一年のうち
「最も昼が長い日」と「最も昼が短い日」です。
春分の日と秋分の日から、大体三ケ月の間が空いていますね。
秋分の日と春分の日が夏至と冬至の中間にあたる日であれば、これはどう関係があるのか?
それは、昼の長さに関係があります。
夏至と冬至が昼の長さと夜の長さのどちらかに偏っている。
それならば、同じになるという日があるということですよね?
そうです。
秋分の日と春分の日は、
昼と夜の長さが同じ日なのです!
知ってるよ!!と突っ込んだ方、すみません。
知らなかった!と驚いた方、週明けに友達に自慢してください(笑)
また、秋分の日は「お彼岸」シーズンでもありますから、先祖を供養する日で、お墓参りをするという人も多いです。
祝日的な意味で言えば、昼の長さよりもお墓参りの日、の方が意味合い的には強いですね。
他にも知らなかった!という祝日、案外意味も知らないという日は多いです。
これを期に、祝日の意味を知って、友達に自慢するのも良いですね。