えのもとさんの読書日記

読むことで、思考が広がる。考えが広がる。みなさんに新しい視点を提供します。

何者かになるために、書く。

 

みなさんは、

「あなたは何者ですか?」と聞かれて、答えられますか?

 

ある人は、自分の名前を言うでしょう。

ある人は、職業を言うでしょう。

ある人は、これからやりたいことのビジョンを語るでしょう。

 

ここから分かることは、

何者ですか?と聞かれた時、

その質問に答えを与えるのは、あなた自身

 

つまり、あなたが意識していることを、答えることになります。

何を意識しているか、何を大事にしているか。

 

それが、あなた自身が自分らしく生きることかもしれないし、

「〇〇会社のリーダーです!」という肩書きかもしれない。

 

言われてみれば、価値観はこんなにも多様で、

仕事に取り組む姿勢一つを見ても、かなり変わってきます。

 

何のために働くのか?

・お金のため

・自己実現のため

・社会貢献のため

・作業だから

 

多くの人は、働くんだからお金のためだと答える人が多数派です。

 

でも、それは生きるために働くのと同じことです。

 

それ以外に、「やりがい」や「自己実現のため」に

働く人もいるのです。

 

お金のために働いてる人から見ると、そういった人たちは、

効率が悪いように見えるでしょう。

 

しかし、長い目で見ると、彼らは確実に

「自分の人生を生きている!!」

と充実していることと思います。

 

お金のためだけに働いている人は、

これから増えていく税金や高騰していく生活費を見て、

「私の人生は、何だったんだ…?」と

老後に後悔する可能性があります。

 

そう考えると、

「私は〇〇です!これをしています!これを実現したいです!」と、

胸を張って生きている方が、良いと思うのです。

 

私は、書くことを一旦諦めて、会社員としてキャリアを積んでいこうと思いました。

 

でも、様々な業種を経験していき、

色んな人と働いていく中で、

「やっぱり書きたい」という思いが強くなっていたのです。

 

それは、なかなか消せるものではありません。

 

私は、発信を始めて、

今まで持っていたアイデンティティが全てリセットされました。

 

エッセイストとして、

ブロガーとして、

読書研究家として。

 

私が何者かを肯定するために、何かを言語化していく。

 

あなたは、「私は〇〇です!」とビジョンを語れるものは、

いくつありますか??

 

 

◆本日のテーマに沿ったオススメ書籍◆

個人力――やりたいことにわがままになるニューノーマルの働き方

書ける人だけが手にするもの (SB新書)

在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活