新型コロナは本当に、これまでの生活を変えたのか?
変えたとしたら、それはなんだ??
先日、アメブロにて次のような記事を発表した。
新型コロナはこれまでの生活を変えた?…でも、元通りになってない? | 榎本さんのブログ (ameblo.jp)
コロナの分類が2類から5類に引き下げられたのは去年の夏前。
2023年の5月のことである。
まだ一年も経っていないのに、
政府が突如として発表した
「新型コロナの脅威レベルを5類へと引き下げる」と言ってから、
「うんうん。もうそろそろ…いいよね?」のムードが日本中で高まっていた。
当時、感染力はまだ強く、決して弱いものとは言えないのに、である。
表向きでは新型コロナの実情が分かってきた、解明したからという雰囲気があるが、私はどうしてもこの流れに違和感が拭えなかったのだ。
なぜならば……
何も、変わっていないから。だ。
変わったことがあるとしたら、
「政府のお墨付きがある」
「賛同する人が空気を読み、否定派にも圧力をかける」
この2点である。
私は、コロナが流行り始めた頃から、
他の感染症についても調べ始めた。
そもそも、ウイルスは脅威なのか?自然現象なのか?今回のワクチンは従来のワクチンと違って何故副反応が強いのか……などなど。
医学的な知見、これまでの感染症の歴史に関する本を読んだ。
それを踏まえた上で、
コロナというものはインフルエンザみたいなもので
防ぎようがないから、とりあえず免疫を高めるために頑張ろう。
と結論づけて生活していたのだ。
言われてみたら納得できることで、
「免疫力が弱ると感染症に弱くなる」ということ、があると思う。
どの感染症であっても、風邪であっても言えることだと思うが、
コロナに関しては、この主張は
「今回は未曾有の出来事だよ?何が起こるか分かんないじゃん」
と考える人からはねられることになる。
……それを言ったら、何でもそうじゃないか…。
それを言われると、風邪ウイルスだって突然変異するかもしれない。
だけど、風邪だと言われたら、なんでもないような気がする。
もともと、コロナウイルスというものは、
日常的にどこでもいて、風邪ウイルスに数えられるようなものだったのだ。
その中のとある個体が、突然変異を起こし、
新型コロナウイルスと呼ばれるようになり、
今もまだ変異を続けている。
そう。つまりは、
風邪ウイルスであっても、変異するもしないも
全て自然しか分からないことだ。
人間であっても、いつか遺伝子の突然変異が起こるかも分からないし、実際に私たちはそうやって太古の昔から進化を続けてきたのだろう。
冒頭でリンクを張ったアメブロでの記事は、
そんな想いをありったけに詰め込んだ。
コロナによって変わったかと思いきや、
社会は以前の「在り方」が美徳だとか、
リモートワークも特別な事情がある人のみにしか認められなくなりつつある。
観光でさえも、気軽に出かけられるようになったが、
以前よりも観光客が集中し、
思うようにスケジュールを立てられないというありさまだ。
ここで、ひとつ気が付くべきことがある。
それは、、、
コロナが変えたのは、私たちの衛生意識、
人との距離の取り方だということだ。
リモートワークになってシステムが変わるも、
元に戻りつつある。
むしろ、前よりも雇用が不安定、生活コストが嵩んで
経済格差は広がりつつある。
(以前からも広がりはあったが、より加速した)
私たちは、そんなコロナの一例をかみしめながら。
世の中を見る目を変えなければならない。
そう感じて、ならない。