読書は楽しい。
読書家ならば、何度でも思うことだ。
ここ最近、資格試験の勉強に追われて、
読書をする機会がめっきり減ってしまった。
読みたい読みたいと思っても、手に取っても、
なぜか集中できない。
「もっと、勉強しないと」
いつの間にか、そんな強迫観念のようなものに囚われていた。
資格試験が終わった。
本を手に取ってみた。
すると、不思議なことが起こった。
涙が出てきたのだ。
読みたくて読みたくて、たまらなかったのだ。
読書をするとストレスが減るって、文字通りなのかもしれないと思う瞬間だ。
そして、その知識を今まさに自分の体に怒っている現象と結び付ける。
感動を感じる。
読書をすればするほど、
心を動かされることが増えたように思う。
文字だけの情報だったものが、
いつの間にか情景として頭の中にイメージを作らせ、
人と話す時にはどこかで読んだ本の一行を思い返したりする。
……あぁ、読書って、楽しいものだ。
資格試験とかの勉強も
成長のためには良いことだけれど。
知りたいから読む。
自分のための読書は。
楽しいものだ。