えのもとさんの読書日記

読むことで、思考が広がる。考えが広がる。みなさんに新しい視点を提供します。

本を読むほど、人と話が合わなくなるあの現象

知識が増えるほど。

本を読むほど。

 

知人や家族、周囲の人と話が合わなくなること、ありますよね??

 

読書家の皆さまは共感する!と思う機会が多いと思います。

 

世の中のことって、

私たちは殆どのことを知らないものです。

 

知ったと思ったら、実は表面的な知識だけだったり。知れば知れるほど、「どんなに底なしなんだ…」と打ちのめされます。それでも「知りたい」と進んでいけば…今までと違った景色が広がっていた。

 

何度も「知らない」ことに対する挫折はするものの、知識の海へ深く潜っていくことの楽しみを見つけたら、探求しないわけにはいきません。

 

…なんというか、

体が自然に求めるようになってくるのです。

それはまるで、呼吸をするように。ごく自然に。当たり前化してくるもの。

 

 

しかし、一方でジレンマも発生します。

 

読書をする人が半数も占めないマイノリティの現代では、読書をする人というのは希少人材なのです。

 

だからこそ、知識を獲得する時の楽しみや、表面的な理解だけで終わらせている人は多いもの。

読書をよくする人でも、読んでいる分野についてはある程度の知識がありますが、逆にいうとそれ以外の分野はひよっこなのです。

 

本を読むほど、知識が増えるほど。

 

他人とは「興味の範囲、矛先」が変わってくるのは自然なことだとは思います。

 

しかし、本当はもっと私の話を聞いてほしい。語りたい。意見交換をしたい。

 

本を読むほど、「人と話が合わなくなる」。(知識が増える分、話を合わせにいくことは簡単になってきます)

 

この現象に名前をつけるとしたら。

何をつけようか???