初心者に陥りがちな罠。
発信を始めて、あれもしよう!これもしよう!とモチベーションが高くなりますよね。
最初は。
この、「最初は」という言葉。
初心者にとっては、呪いの言葉なんです。
親に「あんたは勉強しないでしょ!」と言われた時の嫌悪感と似たようなもの。
「最初はってなんだよ!自分のことは自分が良く知ってるもん!本気を出せば無双できるしWWWWW」
なんて謎の万能感が生まれてしまう。
それが良いか悪いかは別として。
そこで、今回は
何でもやっちゃう病のあるあるネタとして、
SNSもブログもKindleも
全部ガチるぜ!!
の危険性について、お話します。
何を隠そう、私自身がその呪いに取りつかれかけたのです。
大前提として、全部ガチるのは良いことだ。
冒頭の書き方だと誤解が生まれてしまうので、一つ弁解を。
全部ガチることは悪いことではありません。
は!?!?
と思ってしまいそうな手の平返し。
ええ、そう。
むしろいいことなのです。
でも、今回取り上げる「全部ガチることの弊害」は、別にあるのです。
完璧主義に陥ってしまうと、どうしようもなくなる。
そうです。完璧主義です。
日本人は特に、国民病と揶揄されるくらい、完璧主義が多いのです。
仕事として品質を求める様は、世界的に評価されています。
しかし、その弊害として、
完璧でないといけないという強迫観念が生まれていること。
これが問題なのです。
発信生活でも同じように、
「これをするとうまくいく!」と宣伝している人は、
すでに成功している人。
成功している人は、あの手この手で試行錯誤しているので、
それはもうガチります。
色々ガチった結果、成功した。そういう話です。
でも、成功者の成功したルートは、万人が応用できるものではないのです。
合わない人も、合う人も存在する。
むしろ、情報商材で成功する人は、あらかじめ自分でも試行錯誤していて、後押しをしてほしかったに過ぎないとする意見があるくらいです。
あなたの周りでも、学生時代に早々に内定を決めている人は、
企業の情報収集にぬかりがなかったり、
色んなセミナーに行って人脈を増やしたり、
先輩と仲がいい人
だったりしませんか??
そうです。勘のいい人なら気付くはず。
成功している人は、すでに勝ちパターンに入っているということです。
ひとつの成功には、100人、何万人の敗北者がいることを、
いつでも忘れてはなりません。
SNSもブログもガチらないと成功しないはうそである。
ここで、結論を提示しましょう。
SNSをガチれ!!
ブログもガチれ!!!
その言葉に惑わされては、いけません。
自分が、
・自分の感性を大切にする芸術家タイプなのか
・人の模範をするのが得意なのか
・ゆるーくSNSで交流するのが得意なのか
どのタイプに当てはまるかによって、戦略は根本的に変わってきます。
…それでも、自分が成功する「勝ちパターンは何なのか」は、
実際にやってみないことには、分かりません。
それを確かめるためにも、
SNSをガチって、ブログもガチって、インスタもやってみるのもいいでしょう。
でも、SNSが合わないなと思ったら、即時撤退してもいいのです。
そこは、自分に甘くなる…というか、厳しく決断することも大切です。
SNSをガチった結果、ブログが手抜きになるのなら、
ブログに全精力を注いだ方がいいのです。
SNSの宣伝効果は確かにありますから、はてなブログのように
SNS連携機能を使うのも良いでしょう。
一番の軸に置きたいのは、
得意を伸ばすこと。
苦手なことのために、倒れては元も子もないのです。
みなさんは、何にガチっていますか??